19歳の時に、韓国式マッサージ店で受付の仕事をしました。
イヤらしい店ではないですよ(笑)。単純に、韓国人の女性が韓国式マッサージを施術するという店です。そこで1年間くらい働いていました。
マッサージ師の女性は常時3~4人いるんですが、「いくつなの?」と尋ねると、だいたい「28歳」とか「30歳」と答えるんです。でも確実に50代のおばちゃんなんですよね(笑)。
僕は当時茶髪だったので、「ブラウンヘア」とニックネームをつけられて、その店ではとにかくモテました。
今、巷では「韓流ブーム」と騒がれていますが、その時はいわば「逆韓流ブーム」でしたよ。日本人男性に韓国人女性が群がる、みたいなね。
言うなれば僕は「逆ヨン様」だったわけです。
店内には4つくらい個室があって、それぞれにマッサージ師の女性がスタンバイしているんですが、昼間の暇な時間帯に僕が受付に座っていると、その個室の窓からおばちゃんがこっちを見て手招きするんです。
部屋に行くと、バナナやヨーグルトなどいろいろな食べ物をくれました。
もう日本人男性だっていうだけでモテまくりまして、「日本語教えて」とか「もっと日本のことを教えて」とせがまれたものです。
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