あの有名人のアルバイトにまつわるさまざまな話をお送りするこのコーナー。毎回、下積み時代の隠れた努力や、おもしろいエピソードをお届けします。
若槻千夏(わかつきちなつ)
1984年5月28日埼玉県生まれ。17歳の時に渋谷でスカウトされたのをきっかけにデビュー。現在は「うまッチ(CX系)」「メレンゲの気持ち(NTV系)」など、多数バラエティ番組をはじめ、グラビア、CM、映画など多方面で活躍中。
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―― 今までどんなアルバイトを経験しましたか?

最初のアルバイトはうどん屋です。ここで働いていた期間が一番長かったですね。
中学を卒業した春休みからなので、15歳から17歳まで2年半くらいやっていました。
宴会場もある大きな店で、お酒を飲むお客さんも多いし、仕事は結構大変でしたよ。
アルバイトを始めたきっかけは、その当時どうしても携帯電話を持ちたくて母親に頼んだら、「自分で通話料を払うなら」という条件でOKが出たことです。

長電話をすることも多かったので、電話料金は結構かかっていました。
だから、うどん屋と並行して、ティッシュ配りやお祭りの屋台など短期のアルバイトもかけ持ちしていました。 実は、今の仕事を始めたばかりの頃も、早朝のビル清掃のアルバイトとかけ持ちしていたんですよ。

―― アルバイトをしてよかったと思うことは何ですか?

一つは、社会における上下関係を学べたこと。
私が働いていたうどん屋は、結構上下関係がしっかりしていたんです。
当時、部活動もしていましたが、先輩も後輩もあまり関係なくみんなでワイワイという雰囲気だったので、「目上の人への接し方」「あいさつはしっかりする」「仕事中は大きい声を出す」などの礼儀は、アルバイトをしてみて初めて知ったことです。
でも上下関係は厳しかったんですが、私が下だからよかったこともあります。
特に早朝のビル清掃をしていた頃は、一緒に働いていたオバちゃん達にすごくかわいがってもらいました。
ただでさえきつい清掃業のうえに早朝5時スタートでしたから、若者が一番やりたがらない仕事ですよね。
だから、よっぽど訳ありの苦労娘だと思われたらしくて(笑)。とても親切にしてもらいました。
実際は、本業の今の仕事に支障が出ない時間帯がここだった、っていうだけなんですけど。

そして二つ目は、「人見知り」をしなくなったこと。
こう見えても、私は以前すごく人見知りだったんです。でも、接客の仕事をするうちに、それも克服できました。
今ではむしろ、毎日たくさんの人と出会える今の仕事はとても楽しいし、自分に向いていると思っています。

―― 最後に、アルバイトを探している皆さんにアドバイスをお願いします。

私のアルバイト経験から言うと、「ラクで楽しい仕事なんてなかなかない」ということかな。
だから、なるべく興味を持てる仕事を選ぶことをおすすめします。
ビルの清掃は朝早いし体力仕事でしたが、自分にまったく縁のないような、いわゆる「オフィス」をのぞけるのが面白かったな。
お祭りの屋台も、一日中お好み焼きのにおいを嗅いでいると気分が悪くなりますが、あんなに楽しくてにぎやかな雰囲気の職場なんて、なかなか経験できないですよね。
多少つらくても、興味を持てる仕事なら続けていけるんです。アルバイトをきっかけに広がる世界も、きっとあると思いますよ。

 
 
 
 
 

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