あの有名人のアルバイトにまつわるさまざまな話をお送りするこのコーナー。毎回、下積み時代の隠れた努力や、おもしろいエピソードをお届けします。

安めぐみ(やすめぐみ)
1981年12月22日東京都出身。癒し系の雰囲気と時折飛び出す辛口コメントで、TVのバラエティ番組を中心に、グラビア、CM、ラジオなどで幅広く活躍中。
所属事務所ハーモニープロモーションオフィシャルサイト

―― 初めてのアルバイトはどんな仕事でしたか?

中学の時に、兄がアルバイトでおこづかいを稼ぐのを見ていて、働くことにすごく憧れていたんです。なので、高校に入学してすぐにアルバイト探しを始めました。それで「よみうりランド」という遊園地の中にあるレストランに決めたんです。「よみうりランド」っていうところが、単純に楽しそうなイメージだったので(笑)。
はじめはウエートレスの募集だったんですが、いざ面接に行ってみたら、接客、フロア、厨房の3つからどれを選んでもいいって言われて、一番面白そうな厨房を選びました。わたしたちアルバイトがやるのは、麺をゆでたり盛り付けたりと簡単な仕事だけでしたが、それでも最後にソースを間違えれば、その料理はお客さんの注文とまったく違ったものになってしまう。だから「責任ある仕事」という意識でやっていましたね。
仕事が終わると、店長が余った食べ物を持って帰っていいよって言ってくれて。当時は電車で通っていたんですが、いつもパンパンに料理が入った袋を持って帰っていました。わたしはもちろんうれしかったですが、母はわたし以上に大喜びでしたね。

―― ほかにはどのようなアルバイトをしましたか?

その次に、近所の焼肉屋さんでアルバイトをしました。食べることが好きなので、また飲食店がいいなと思っていたんです。そこの店は結構店員の教育がしっかりしていて、はじめはトイレの掃除や残飯処理しかやらせてもらえませんでした。その後にドリンクを作れるようになって、最後に注文をとれるようになる。そこにいくまで半年くらいかかるんですよ。
でも、ここのアルバイト、まかないが焼肉なんです!私、焼肉が大好きで、実はこの店を選んだのも「まかないが焼肉らしい」っていう噂を事前に入手していたからで(笑)。しかも、厨房の人に「今日、ビビンバがいいな」って言うと、オーダーを聞いてくれるんですよ。幸せだったなぁ。ここでは1年くらい働いていましたが、さすがにこのころはプクプク太っちゃいましたね。

―― アルバイトを通して印象に残っていることはありますか?

焼肉屋さんで注文をとれるようになったばかりのころ、まだ、オーダーをとる機械に慣れていなくて、お客さんに何度も注文の品を聞き返したうえに、間違った料理を出してしまったことがあったんです。でも、すごく優しいお客さんで、わたしがまだ慣れていないっていうことを察して「いいよ、いいよ」って、その料理を食べてくれたんですよね。何だかますます胸が痛んでしまって…。その夜、店長が作ってくれた、機械の操作法やボタンの位置が書いてある紙を家に持って帰って、一生懸命練習しました。
この時のことは今でも時々思い出すんです。だから、あのころのわたしと同じような新人の店員さんに会ったりすると「がんばってね」って思いますね。

―― アルバイトが今に役立っていると思うことはありますか?

「よみうりランド」では厨房の仕事だったので、それをきっかけに料理をするのが好きになりました。どういうわけか上手にならないんですけどね(笑)。それから、焼肉屋さんでは接客の仕事をして、そこで人との話し方や接し方を学びましたし、目上の方の仕事ぶりもたくさん見る機会がありました。
働くことの大変さも、働くことの楽しさも、アルバイトを通して味わうことができましたね。

―― 最後にアルバイトについてのアドバイスをお願いします。

アルバイトといっても、責任を持って働くべきだと思うので、大変なことやがんばらなくてはならない場面もたくさんあると思います。だから、少しでも自分が興味を持って、楽しんでやれる仕事を選んだほうがいいんじゃないかな。
ちなみに、私は子供ができたら「アルバイトしなさい」って言おうと思います!

 
 
 

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