2015.01.08

アルバイトを科学せよ05 「家庭教師 vs 塾講師」

人気バイトの隠れた魅力や実態を、いろんな角度からチェック! アルバイトを科学せよ! Vol.5 家庭教師 vs 塾講師

学生歓迎の高収入バイトの花形といえば、家庭教師と塾講師!自分の勉強になるし、シフトの予定も立てやすく、残業も少な目とイイことづくめかも?でも、いざ応募となったら、仕事内容や環境など、どっちでも同じなのか、それともけっこう違っているのか、気になりませんか?あなたに代わって、そんな疑問をバイトルが調べてきました。
※2012年8月バイトル調べ

家庭教師 vs 塾講師

どんなメリット・特徴があるの?

家庭教師

うれしいメリット
アットホームな雰囲気で働ける
ひとりひとりの生徒に集中できたり、保護者との連携がしやすい環境です。おやつやお茶をご馳走になったり、おみやげをいただいたりと、うれしいこともあるようです。
実力次第で収入アップ可能
評判の良い家庭教師は、保護者同士のクチコミで生徒さんを紹介してもらえることもあるようです。もちろん、交渉次第で時給アップも期待できそうです。
将来の就職に役立つ
塾講師にも当てはまりますが、知識やコミュニケーション力があるという評価が受けられるので、就職においてアピール力を発揮できます。
注意ポイント
急なスケジュール変更がしづらい
ほぼマンツーマンの関係のため、急なスケジュール変更や調整はしにくい状況です。試験前や予定があるときは、余裕をもって先方と相談しましょう。
常に成果を求められる
受験対策、日々の学力アップなど、求められるゴールは異なっても、早い段階から学の向上を期待されます。生徒のやる気を引き出すのも腕前のうちです。

塾講師

うれしいメリット
他のバイトと比較すると給与は高め
所属する学校によっては、現役学生が優遇される場合も多く、学生歓迎バイトのなかでは給与は高めです。責任も大きいですが、やりがいもあるバイトです。
時間・収入の管理がしやすい
予め決めたコマ数で働くので、比較的、時間管理と給与予測が立てやすい環境です。しっかり稼ぎたい人も、時間を有効に使いたい人にもオススメです。
スキルアップできる
予習、復習、教えるという行為を通して、あらためて学び直す機会が得られるから、自分の勉強にもなります。また、コミュニケーション力も身に付けられます。
注意ポイント
授業以外の業務も意外と多い
複数の教科や学年を受け持つことが多く、さらに生徒の理解度に合わせたカリキュラム作成、勤務先や保護者への報告書作成など様々な業務があります。
服装、髪型や身だしなみが厳しい
ジーンズやラフな服装はNG、男子はスーツ着用、などの服装規定があったり、髪型や髪色、ヒゲやネイルに関する制約も厳しい傾向があります。

メリットについては、家庭教師・塾講師のどちらにも当てはまるようです。時給は高めで、さらにアップも見込めるのはうれしいですね。また、知識、コミュニケーション力が必要なので、長く続けることで、さらに個人の信用アップにもなりそうです。一方で、当然ながら成果が求められます。このため、授業以外の下調べやカリキュラムの工夫など、自分なりの工夫や努力が必要となってきますが、慣れないうちは、いろんなことに時間がかかるかもしれません。

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家庭教師 vs 塾講師

どんな仕事? 職場の雰囲気は?

家庭教師

生徒の将来を真剣に考える、人生の先輩
仕事の体制=授業はほぼマンツーマン
場合によっては、同じご家庭で兄弟をまとめて指導する場合もありますが、ほとんどがマンツーマンの体制です。生徒に応じたカリキュラムやスピードで指導ができる環境です。
仕事の内容=受験対策はじめ色々
受験対策を中心に、日々の勉強のサポートや、不登校児童指導など、活躍の場は意外と広いよう。幅広い教科を教える場合と、苦手科目だけを教える場合があります。
事前研修=大手は充実
大手の家庭教師派遣会社へ登録した場合は、指導方法やカリキュラムの作り方など、研修を受けられます。経験がない、自身がない、という人も安心です。

塾講師

生徒と一緒に、自分の成長も感じられる
仕事の体制=個人の裁量も大きい
全体を取りまとめる社員はいるものの、個別の授業内容やカリキュラム作成などは、個人の裁量に任されます。やりがいがあるとともに、責任も大きくなります。
仕事の内容=個別指導・集団指導
勤務先ごとに、個別指導または集団指導、受験指導または日々の予習・復習指導など、生徒数や関わり方は異なります。また、保護者との関わり方も色々あります。
事前研修や規則=充実している
勤務先ごとに企業理念や指導方針に特徴があり、それらにそった指導が行えるよう、研修制度は充実しています。自分 にマッチした指導方針の塾を選びたいですね。

大きな違いは、教える場がスクールなのか個人のお宅なのか、です。また、生徒数については、家庭教師はほぼマンツーマンなのに対して、塾講師の場合はマンツーマンから数名以上の集団指導まで、色々な状況があります。ひとりひとりにじっくりと向き合いたいなら家庭教師、チームをまとめたり、勉強へ取り組む雰囲気作りが得意なら、塾講師が良いかもしれません。

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実際に働いてみてどう?

家庭教師

家庭教師派遣会社(30歳/契約社員)
やる気が乏しい生徒にはモチベーションをアップさせるような指導も必要です。集中力が必要な授業の後は、適度に雑談を織り交ぜて、もっと学びたいっていう興味とやる気を起こさせるような授業内容を心がけています。
フリー家庭教師(24歳/フリーター)
自分で新しい生徒さんを取るというより、クチコミによる紹介がほとんどです。生徒の課題を見つけて、早い段階から成績アップさせる、時間を守る、先方の要望はできるだけ対応するなど、信頼関係を気づくことが大切です。

塾講師

小学生対象の塾講師(21歳/大学生)
ちがう学年の生徒さんを何人も受け持つし、予習と復習は欠かせません。それと保護者受けも必要で、見た目や話し方も気をつけないと、担当替えを受けることがあります。
大手の学習塾(23歳/大学生)
勉強を教える他に、保護者連絡用の連絡帳を書いたり、勤務先への報告をしたり、雑務も結構あります。バイト4年目だけど、あんまり給料は上がりません。でも、同じ生徒を長期間担当することができ、子供たちとのコミュニケーションと成長が楽しみなので、これからも続けます。

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