VOICE

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高橋純子

「Choice」編集長

女性だから気づけたことをやってきた

読者は年配の男性が多いですし、やっぱり、男性色が強い社会ではあるんです。当時に比べて女性の比率はだいぶ増えましたが、 その中だからこそ男性からは出てこないようなアイデアで勝負するようになりました。

ゴルフ=ゴルフだけじゃなくて、ゴルフ=ファッション、ゴルフ=ミュージック、ゴルフ=旅…という風にいろんな「好き」や「興味」とコラボできるのがゴルフなんです。

編集長っていう肩書きですが、『チョイス』という雑誌の世界観を活かして、 ゴルファーや社会が喜ぶ商品の開発もやっています。 被災地支援のために、現地のお母さん達に、編み物でヘッドカバーを作ってもらい、雑誌でチャリティー販売したり、伝統工芸の技術を使ったオリジナルのゴルフ小物を企画したり。

雑誌作りって本の編集以外にも、色々な可能性があるから楽しいんです。そういう発想ができる環境だし、それを許してくれる。 おもしろいもの、ゴルファーの人生に寄り添えるもの、 「読む」だけで終わらない雑誌を目指しています。

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