株式会社オートバックスセブン

「モノからコトへ」に共感して転職


車を通じたコミュニケーションの形を増やしたい

車を通じたコミュニケーションの形を


増やしたい

オンラインアライアンス事業開発部:W.S.

PROFILE

入社11ヵ月目(取材当時)。
新卒で入社したメーカー系自動車販売会社で営業職や販促物の制作業務を経験後、カー用品メーカーへ転職。プロダクトデザイナーとして製品の企画・設計などを担当した後、オートバックスセブンに入社。現在に至る。

――「オンラインアライアンス事業開発部」について教えてください

現在は大きく分けて2つの仕事を担っています。
ひとつは「カーライフ総合情報サイトMOBILA(モビラ)の運営」です。車やカー用品についての情報はもちろん、イベント情報やおすすめの旅行スポットなど「車を通して得られる楽しい体験」に関する情報も発信しています。そのためのコンテンツの作成も部のメンバーで行っていまして、私自身、お取引先様の会社に伺って取材・撮影をして記事を書いたり、キャンペーンのバナーやメールマガジンを制作したりしています。
もうひとつが「クラウドサービスの提供」です。運送会社様やタクシー会社様など、飲酒運転防止のためにアルコールチェックを行っている法人様に向けて、そのチェック結果などのデータをクラウドで集めて管理しやすくするサービスを提供しています。
まだまだ新しい部署なので手探りの部分も多いですが、これまでオートバックスセブンとしてはお付き合いがなかった企業様とも一緒にMOBILAのコンテンツを作ろうというお話もあったりして、まさに「アライアンス」の部分を担っている部署だと思います。

――転職を決めたきっかけは何でしたか?

お客様が車でのお出かけを通していい体験をしたりいい時間を過ごしたりするのをサポートできる仕事、という部分に惹かれました。
もともと「車」と「絵を描くこと」が大好きで、その両方に携われる仕事に就きたいと思っていました。だから一貫して車に関連した企業で働いてきましたし、特に前職ではカー用品のプロダクトデザインやパッケージのデザイン、製品の企画・立案などもやらせていただいていて、まさに夢がかなっている状態でした。人間関係も良好で、同じメーカーの車に乗っている人同士で楽しく情報交換をしたりもしていました。正直、そのままずっとそこで働き続けるのもいいなと思っていたくらいでした。
しかし一方で「車そのものに価値を感じる時代」から「車を通して得られる"体験"のほうに価値を見出す時代」にシフトしてきているとも感じていました。私自身はかっこいい車や高級車を見るといいなと思うタイプですが、世界的な流れとして「車はあくまで移動手段であり、自分で所有しなくてもカーシェアなどでいい」と考える人も増えてきています。そうなると、カー用品そのものの価値も変わってくると思うんです。自分の車ならつけるけどレンタカーにはつけないカー用品というのもあると思うので。
そういったことを調べたり考えたりしている時に、偶然オートバックスセブンの求人を見かけました。当時はMOBILA立ち上げ直前くらいのタイミングで、まさに「車そのものから、車を通した体験へ」というお話だったので、これは面白そうだなチャレンジしてみたいなと思ってオートバックスセブンへの転職を決めました。

――やはり車好きの方が多いのでしょうか?

確かに情熱的な人もいますが、逆に車を持っていないという人もいますし、実際に働いていても「車好きじゃなきゃいけない、ということはないな」と思います。
これからの時代、車に限らず何事も「すごく興味のある人」と「全く興味のない人」に二極化していくのではないかと思っているのですが、そうなるとコンテンツを作る側もその両方向に尖っていく必要があると思うんです。そういう意味では「車に対して情熱的な人と冷静な人が、社内に両方いる」というのは、むしろ会社としての強みになっていくんじゃないかと思います。
もちろん、業務に必要な最低限の車の知識は覚える必要がありますけどね。例えば、MOBILAで発信するためにイベントの取材に行って車の写真を撮ってきたとします。それがもし違法改造車だったら当然MOBILAに掲載するわけにはいきませんが、違法改造車かどうかを判別するにはどうしても道路運送車両法について知らなければなりません。他にも、お取引先様と会話する際に必要な車の知識などは、車好きかどうかに関わらず必要になってきます。
ただ、そういった知識は入社してから勉強すればいいことなので心配しなくても大丈夫だと思います。私も入社してから知ってびっくりしたのですが、オートバックスセブンはリスキリングにとても力を入れていて、幅広い分野のさまざまなオンライン講座を自由に受講できるんです。携わっている業務に関連した講座はもちろん、自分の興味のある分野の講座も受けられます。在宅勤務用に社用PCが貸し出されていて場所や時間を選ばずに受講できるので、学ぶ意欲のある人にはとてもいい環境だと思います。

――今後の目標を教えてください

もっとお客様との接点を増やしていきたいですね。実店舗のある商売をしてはいますが、それでもまだまだお客様との距離があるような気がするんです。だから「こういうタイプの人にはこういうものが人気ですよ」とか「こういうお悩みにはこういうものが役に立ちますよ」といった情報を、あまり商売っ気なく面白い形で伝えられるようにしたいと思っています。
現在はMOBILAでの発信をメインに、洗車イベントなども少しずつ開催していますが、もっともっといろいろな形でコミュニケーションを取れるようにして、お客様と一緒にいいクルマ社会を作って行けたらと思っています。

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