担当業務について
製品の品質管理を行っています。生産された製品があらかじめ定められた規定内に収まっているかの検査や、研究技術部が新しく開発した製品の分析を行うことがメインの業務です。日々の作業自体は、学生時代に大学の研究室で行っていたことと似ている部分もあり、理系の研究室に所属していた方であれば比較的スムーズに業務を覚えることができると思います。
やりがいを感じるとき
自分の仕事が他部署の役に立ち、同僚や上司から評価されたときです。例えば製品検査で規定に収まらないと、生産や出荷は当然止まってしまうので、早急に原因を突き止める必要があります。そういった問題に迅速に対応でき、その後の出荷が問題なく行われると周りからも評価されますし、自分の業務が役に立っていると実感できます。
学生時代の研究分野
応用化学科で、光化学の研究をしていました。
入社のきっかけ
ここで働く人たちの雰囲気です。学生時代の進路担当の教授からの紹介がきっかけで日興リカを知りました。化学メーカーの品質管理部は堅苦しそうなイメージがありましたが、それは思い込みでした。入社前に職場見学をさせていただいた際に、社員同士の気さくなやり取りが印象的で「ここなら私も馴染めるのでは」と思ったのが大きな決め手でした。社員数はあまり多くない会社で、品質管理部も現在の在籍数は10名以下。部署内はもちろん、よく関わる他部署の方も全員顔と名前が一致するくらいの親密感があります。なにかあればすぐに相談しやすい雰囲気というのは、仕事を進める上でもストレスがないですね。また、大学時代からなじみのある地域で実家からも遠すぎない距離だったので、私生活の面でも安心感があり入社を決めました。
この仕事に向いている人
自分の仕事に責任感を持てる人です。品質管理部は、日興リカの社会的信用や、研究開発をご依頼いただいている外部パートナー様、また製品をお使いいただくお客様の安心安全を守る、いわば最後の関門のような立ち位置。ここで数値や反応が逸脱していたら、商品の生産や出荷は一切できませんし、もし誤った数値を見落とせば取り返しのつかないことになってしまいます。自分に任された日々の一つひとつの作業が会社全体に大きく影響するということはいつも肝に銘じて業務にあたっています。責任感を感じつつ丁寧に業務と向き合える人であれば、納期を考慮した上で業務量は自身でコントロールすることも可能です。