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ハートリフォーレ

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ハートリフォーレで
働くひと

01多機能福祉サービス
心暖(こはる)

精神疾患があっても、その人らしい生活や自立した生活を送れるようになりたい方へ「宿泊型生活訓練」「通所型生活訓練」「就労継続支援B型」の支援をしています。

多機能福祉サービス心暖(こはる)

もう入院を繰り返させない。
きちんと暮らせるように
見守ります。
S.TAIRA

前職は、精神科の病院の看護師でした。入院された方が薬を飲み治療し、せっかく退院したのにまた入院を繰り返す姿を何度も見てきました。そんな時に「精神障害をもつ方の受け皿をつくり、入院を繰り返さない環境をつくりたい」という代表の思いに共感してハートリフォーレに転職しました。

心暖(こはる)の利用者様の多くは、まずは生活訓練からスタートし、生活リズムを整えたり、施設に通うことに慣れてもらいます。

もう入院を繰り返させない。きちんと暮らせるように見守ります。

生活が安定してきたら、B型作業所で自分のペースで働くことに挑戦してみる、といった流れです。同じ施設内にあるため、利用者様の得意・不得意も把握した状態で、スムーズにB型の作業へ移行できるのが特徴だと思います。

B型作業所の内容は、以前までは受託業務が多かったのですが、時期によって業務量が変動しやすい状況でした。そこで自社製品を制作・販売する「こはるショップ」を立ち上げ、安定した作業量の確保と利用者様の得意なことを活かしたものづくりができるようになりました。今では様々なイベントやテーマパークにも出店して、地域とのつながりも増えてきています。

これからも利用者様の希望にあった支援を色んな形で実現できたらと思います。

02共同生活援助
ホワイトB

洗濯や掃除、食事、人とのコミュニケーションなど、一人暮らしに必要な知識・習慣を身に付け、将来仕事をしながら単身生活を送れるようになる事を目指します。

共同生活援助ホワイトB

目指すのは、
利用者様が本人の思う
自立した生活を送れること。
T.KOJIMA

ホワイトBでは、アパート1棟の中で利用者様それぞれが一人暮らしをしています。私たち社員の役割は、あくまで困った時の世話人です。仕事内容は、利用者様の服薬や食事・掃除のチェックがメインとなり、身体介助はなし。「共同生活援助」と聞くと、社員は24時間体制で働いていると思われるのですが、ホワイトBの場合は、遅番でも21時までの勤務で深夜の見回り等もありません。緊急のことがあれば、24時間体制の訪問看護ステーションへ対応をお願いしています。

利用者様の多くは、多機能福祉サービスの心暖(こはる)で、ある程度自立でき次のステップとしてホワイトBで一人暮らしに挑戦する方たち。彼・彼女らの多くは、昼間は通院したり、JOBFiNDで就労支援を受けていたり心暖でB型作業で働いていたりと、個別で自立に向けた計画を立て実行しています。

目指すのは、利用者様が本人の思う自立した生活を送れること。

時には、入居されている方で調理実習やお食事会など交流の場も設けています。そこでは周りの人との関わりやつながりをつくる練習も兼ねています。

この仕事のやりがいは、利用者様が自信をつけて変わっていく姿を間近で見れることです。入居当時は、職員がずっとそばにいないと嫌だと言っていた方が、今では一般企業に就労してここを卒業していく。アパートを出ていく準備も1人で引越し業者と連絡をとり、役所の手続きができるようになる。そんな姿を見ると、私も勇気をもらえます。

よく「人は、なかなか変われない」という言葉を聞きますが、個人的にはそんなことはないと思っています。本人の意思とそれをサポートする環境があれば、少しずつでも望む方向に進めると信じています。

03就労支援事業所
JOB FiND

個別支援を重視し自身の特徴を理解し、職場で働けるように、対人コミュニケーション能力の向上や、自身の疾患から生じる注意サインの獲得を目指し、パソコンでの文書作成や企業実習、就労体験支援を行い、就労に必要な技術や自分の特性を知り、就労後も定着できるようにサポートします。

就労支援事業所JOB FiND

自立して就労できることが目標。困っていても10秒見守ろう。R.HAYASHI

支援員として働きはじめて、現在ではJOBFiNDの管理者とジョブコーチという役割を担当しています。

JOBFiNDでは、主に利用者様が自分の特性に合った就労先に就けるよう専属職員が一対一の個別担当となって、サポートをしています。就労支援は、法令により原則2年間という期限が決められています。その期間の中で、どのような訓練・支援が必要かを利用者様と一緒に話しながら目標設定と計画を立てていきます。

社員によく伝えているのは、私たちは福祉スタッフではあるが、利用者様がこれから挑戦しようとしているのは、あくまで一般社会ということ。

自立して就労できることが目標。困っていても10秒見守ろう。

「ケア」を意識しすぎてしまうと、利用者様が一般企業に就労した際に職場でのギャップが大きくなってしまいます。「自立を促すために、困っていても10秒見守ってみよう」という意識を大切にしています。

例えば、「一度にたくさん話をされると頭がパンクしてしまう」といった場合も、「用件を箇条書きにしてくれませんか?」とお願いするのは、相手依存の配慮になってしまいますよね。そうではなく「メモを取る時間をつくってもいいですか?」と自分で対処法を伝えられるようなるのがベストだと考えています。

私たちが目指しているのは、その人の特性に合った職場で長く働き続けてもらうこと。最終的にどうしても難しいことは、企業側へ配慮をお願いしますが、できるだけ自分で解決できる力をここで身に付けてもらえるよう支援していきたいと思います。

04精神特化訪問
看護ステーション
家暖(かのん)

専門の看護師が利用者のご自宅に伺い、疾患の悩みについて解決できるようサポートします。利用者様が病気の理解を深め、内服の必要性、再発の予防を意識し、安心した生活を送れることを目指しています。

精神特化訪問看護ステーション家暖(かのん)

日勤のみの2名訪問。
安心して利用者様に
向き合える環境です。
E.KOIJMA

前職は、病院の精神科で看護師をしていました。子どもが生まれたことで、夜勤のある病院の看護師として働き続けるのは、私には難しいと思い転職を決意。新しい仕事を探していて出会ったのが、家暖(かのん)でした。

家暖の働き方は、日勤のみの土日休み。残業も少なめなので、小さな子どもがいる私にピッタリだったんです。また、ここでは看護師2名で利用者様のお宅に訪問するので、訪問看護の経験がない私でも安心してはじめられたのを覚えています。

1日に訪問する件数は8件ほど。1件あたり30分を基本時間としています。まずお家に伺ったら、利用者様とお話をしながら「血圧」や「体温」を測り、体調の変化などがないか、薬をきちんと飲んでいるか等を確認。

日勤のみの2名訪問。安心して利用者様に向き合える環境です。

利用者様の表情や口調、お部屋の状況など細かい部分もチェックしながら、小さな異変や違和感を感じ取れるように注意しています。

訪問看護の仕事は、病院と比べて一人ひとりの利用者様とお話する時間が長いため、より密な関係性を築けるのも特徴的です。「あなたに話を聞いてもらえてよかった」と、私が介在することで喜んでいただけたり、元気になっていただけた時は、非常にやりがいを感じます。

当たり前ですが、利用者様の症状やケアの目標はバラバラ。利用者一人ひとりやそのご家族と向き合い、ゆっくり長く付き合っていきたい方にオススメな仕事だと思います。

05相談支援事業所
心愛(ここあ)一般社団法人ハートリフォーレ

2歳~65歳までの障害をもつ方とその家族を対象とした相談所です。相談支援専門員が、利用者の成長発達に適し、その人の目標にあった支援計画の調整・福祉サービスを考えるお手伝いをします。

相談支援事業所 心愛(ここあ) 一般社団法人ハートリフォーレ

地域とのつながりを深め、
親子相談も喫茶店感覚で
来てほしい。
H.MASUDA

心愛(ここあ)では、利用者様本人からはもちろん市区町村の基幹相談支援センターや医療機関、児童相談所などを通して相談を受けています。さまざまな悩み・心配ごとを抱える子どもや保護者様を総合的に支援しています。近年増えている相談内容は、お子様の発達の遅れやそれに伴う不登校・引きこもりといったものです。

お子様やご家族の希望を聞き、数ある障害福祉サービスをうまく利用ため、一人ひとりに合わせた支援プランの作成をしていきます。また医療機関や学校との連携、保護者のケアも含めて対応しています。

福祉サービスの紹介をしたり、スクールソーシャルワーカーさんと連携して学校での様子を知り、現状などの情報共有を行い学校にも協力してほしい面がある場合は、こちらから相談して一緒に考えたり動いてもらっています。

スクールソーシャルワーカーさんと連携して福祉サービスの紹介をしたり、反対に学校にも協力してほしい面がある場合は、こちらからお願いして一緒に動いてもらっています。

地域とのつながりを深め、親子相談も喫茶店感覚で来てほしい。

例えば、児童相談所から発達が遅い子どもの相談があった際に、子どもだけを見ればいいのかというと、そうではありません。実は、お母様も知的障害や適応障害をお持ちだったというケースもあります。この場合、訪問看護と連携することで、お母様は看護師に相談しやすい環境をつくることで生活が安定し、子どもは療育サービスを通して少しずつできることが増えていったという支援体制を築くことができました。

例えば、児童相談所から相談があった際に、子どもだけを見ればいいのかというと、そうではありません。実は、お母様も知的障害や適応障害をお持ちだったというケースもあります。管理者が小児科や精神科の経験のある看護師のため、家族の状況や児の状況を把握し、主治医や訪問看護と連携することで、お母様は看護師に相談しやすい環境をつくることで生活が安定し、子どもは療育サービスを通して少しずつできることが増えていったという支援体制を築くことができました。

とはいえ、まだまだ福祉が浸透していない地域が多いのも現状です。「相談したくてもできない」「どこに相談すればいいの」という声もたくさんあります。だからこそ、私たちは喫茶店に来る感覚で、気軽に相談ができる場所になれればと思っています。